活動を終えて
3月13日(土) 東京の国立オリンピック記念青少年総合センター
第16期「緑のふるさと協力隊」の活動報告会が行われました。
第16期隊員は総勢45名。全国36市町村に派遣されていました。
主な内容は、大学教授らによるパネルディスカッションと16期隊員の活動報告、それに各隊員の活動を紹介するブース展示です。
協力隊員として、昨年4月から池田町で活動してきた「徳谷君」のブースには、各集落での活動写真や民話の語り部を紹介する映像が流れていました。
各隊員のブースも見て回る時間がありました。
派遣先のことについて、各隊員が来場者に紹介するのですが、それぞれの隊員が、まるで派遣先に昔から住んでいたかのごとく、「私の町はこんなところですよ。実はこれがすごくて、でもこんな問題も抱えていて・・・・・」といったように、目を輝かせながら、堰を切ったように説明してくれました。
最後は隊員全員が登壇し、「ふるさと」について一言づつ話し、支援者への感謝のことばを述べて、報告会は終了しました。
【今回の報告会に参加して思うこと】
主に都市部の若者が、理由は様々ですが、1年間田舎に飛び込んで生活をするということは、普通に考えたら、とても不安なことであり、少なくとも私にはできないことだと思います。
しかし、そうまでしても何か学びたい、考えたいと思わせるものが田舎にはあるようで、そこに住んでいる住民にはそれが何なのか分からなかったりするということがありますが、外からきた隊員自身の口から語られることで、気付くことができるということがあります。
1年間という時間は、長いようで実はすごく短いようで、「なじんできた頃に終わってしまうのは残念」という声も聞かれました。
しかし、その1年間を頭と体をフル回転させ過ごしてきた隊員の姿は、派遣先の田舎に多くのものを残していっているのでしょう。
パネルディスカッションの先生が言っていました。
「昔は農村に行くことがハードルの高いことだったけれども、今はそんなに抵抗なく行ける」と。
農村はともすると閉鎖的な一面も持っていますが、隊員が農村に求めていることがあるように、農村の人々も無意識のうちに隊員に期待するものがあるのかもしれません。
「緑のふるさと協力隊」という制度は、A町と、A町に派遣されたB隊員というつながりも生まれますが、もっと大きな、農村に住む人々と都市に住む人々との関係についても考えさせられるような取り組みだなと、なんとなくぼんやりとですが感じることができたように思います。
ちなみに、昨年度池田町に隊員として来ていた「松浦伸也君」は、現在、東京農業大学の大学院で学びながら、協力隊OBOG会の代表も務めているとのこと。
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