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池田で暮らす人の声

千葉から移住しハーブの生産販売をする杉さん

杉さん マルシェにて
いけだマルシェにて

杉さんは、移住歴3年目(平成29年現在)。千葉県から、移り住んでこられました。今のメインのお仕事は、ホーリーバジルティーの生産と販売(結舎)。ほかにも町内では、劇団やイベントでの出店など、移住して間もないですが様々な活動でご活躍されています。

池田にくるきっかけ

池田町に来るまでは、千葉で農作業や施設職員などをしていました。施設に商品を卸していた時に、商品を気に入ったお客さんが帰省して戻ってくるたびに池田町のパンフレットを見せてくれたことがきっかけで、池田町の”子どもたちが田園風景を歩いている写真”を見て、奥様が「ここに住みたい!」というインスピレーションが浮かび、いろんな情景がぱっと浮かんできました。

杉さん栽培の様子
ホーリーバジルに挑戦

どのように移住したのですか?

杉さん 写真
 

一番最初に訪れたのは、お客さんに誘われて「水海の田楽能舞(無形重要文化財)」に来たときです。真冬で雪が多かったですが、周囲に「ここで住むとしたら、住むところはないか」訪ねていたところ、とある町民の方から空いているお家の持ち主に連絡してもらうことで、話が一気に進んでいきました。「すぐには住めないけど、掃除すれば・・・」という状態でしたが、その日のうちに畑も見つかり、思い切って移住して来ました。

暮らしてみてどうですか?

近所から声をかけてもらえることがうれしいです。顔を見つけては、わざわざ寄って世間話をしていく。最初は、名前(屋号)がわからなかったけど、笑顔を意識して会話をしていくとだんだん話も分かるようになってきて、そんな日々の何気ないコミュニケーションはマンションで暮していたときにはなかったです。イベントも多くて、関わったり参加したりしていると、友達や仲間がどんどん広がっていきました。あとは時間の流れ方がゆっくり。コミュニケーションがちゃんととれるから、人間関係がよくなりますね。

池田町に対して思うことはありますか?

来て早々、みんなにこども劇団をやりたいと話していたら、ふとした出会いをきっかけに賛同者の方が現れてくれて劇団「はないろ」を立ち上げました。町民文化祭での講演は大成功でした。地域がこどもを育てると思っています。たくさんの池田の楽しみ方を覚えてほしい。でも、”こどもたち”には、”こどもたちの考え”がある。中高生も含めて、もっと彼らが熱意を持てるような何かが必要だと思う。男性が前に出て、女性が一歩後ろにさがる雰囲気があるかな。女性も、もっと前にでてくるといいですね。もっと池田暮らしを楽しんでいることを発信してほしい。こうした池田での暮らし、いろんなご縁がつながって今があることに、本当に感謝、ありがとうしかないですね。

劇団はないろ
主催した「劇団はないろ」

これから移住を考えている人にメッセージをお願いします!

池田にきたときは、不安よりやるしかないという思いでした。田舎暮らしの人間関係を濃いが故に監視されているような気がするとか、ネガティブな印象をもつ人もいるけど、見ててくれているという安心感がある。どこでも一緒かもしれないけど、ちょっと見方を変えれば、こんなに楽しいとこはない。常に笑顔でお話しを聴いていればだんだんとわかってくることがあります。完璧はできないのだから、気負わず思ったことをやってみましょう。

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