小学生の頃に池田町に引っ越してこられた赤坂さん。現在も池田に住み、池田を盛り上げるベンチャー企業「K.H.D」の代表をされながら、町のために活発に活動されています。
なぜ池田で起業を?
町内のイベント「いけだエコキャンドル」に参加したことがきっかけです。そこで池田の可能性を感じ、もっと池田のことを知ってもらいたい、池田に貢献したいと思ったのです。
それに、池田町には良いモノが沢山あります。新鮮な野菜や、イノシシ、アユなど、住んでいる者にとっては珍しくありませんが、町外の人にはあまり知られていません。こういったものをもっと大々的に発信していきたいのです。
どんな会社ですか?
池田のモノを使った商品の販売・開発をしています。たとえば、『牛すじカレー』や『豆乳カレー』、池田の名所をモチーフにした手ぬぐいやTシャツ等の販売・開発をしています。
また、いけだマルシェにも積極的に出店し、牛やイノシシ、アユの串焼きなどを販売していますよ。
池田での暮らしは?
池田町は他のまちに比べてのんびりした雰囲気がありますし、人間関係も良好です。あたたかくて、いい人が多いと思います。ちょっとしたことでも親身になってくれます。
自然が沢山あって夜が静かなのも落ち着きます。いま(6月末)はカエルの鳴き声がしますけどね。星も綺麗に見えます。
不便や不安は?
通勤に関してですが、妻が越前市に通勤しており、車で40分かかるので辛いときがあるようです。新トンネル(国道417号の新板垣トンネル)が完成したら楽になるかな、とは思いますが。
子育て環境は?
地理的な不利条件はありますが、全体的にはすごく充実していると思います。妻は町外で仕事をしており、二児(長女と長男)の母でもあるのですが、ママがんばる手当や児童手当などの充実した行政支援で助かっているようです。
それに、町全体で子育てを見守る雰囲気があり、車の往来も比較的少なく広場も多いので、外で子どもを元気に遊ばせることができます。「おもちゃハウスこどもと木」にもほぼ毎週末行っていますよ。娘・息子とも飽きる気配がありません(笑)。
これから移住やUターンを考えている人にひと言!
池田の魅力は話を聞くだけでは分からないと思うので、とりあえず短期間でもいいから住んでみてほしいですね。協力的な人が多いので、やりたいことにチャレンジできる環境だとも思います。やる気のある人は大歓迎です。
やる気のある人…と言いましたが、やる気のない人にも来てほしいですね。都会暮らしに疲れたりして、ゆっくり休みたい人の居場所にもなりえると思います。