池田町で生まれ、池田町で育った101匠の会の杉本さん。畑でいろいろなものを作り、こっぽい屋に出荷しています。81歳とは思えないほどの若々しさをお持ちです。
※こっぽい屋は福井市のショッピングシティ・ベルの1階にある池田町のアンテナショップで、101匠の会はこっぽい屋に農産物等を出荷する生産団体。農薬・化学肥料をほとんど若しくは一切使用しない安心安全な商品を提供しています。
畑について
いつから畑を?
20歳からです。こっぽい屋への出荷もオープン時から行っています。今は行っていませんが、こっぽい屋の店頭にも立っていましたよ。
どんな作物を?
ブロッコリー、大根、白菜、インゲン、キュウリ、ナス、ニンジン、カボチャ、ジャガイモなど、いろいろなものを無農薬で作っています。作るのは自分や子ども達で消費できる種類のものです。西洋野菜は虫がつかないものもあり、こっぽい屋で売る分にはいいのですが、自分ではあまり食べないので…。食べないけど、売るためだけに作るというのはしていません。
畑のある暮らしとは?
畑をすることで元気をもらっていますし、生きがいにもなっています。
作物は手をかけたらかけただけ答えてくれます。収穫作業は大変ですが、手をかけたら収穫量も増えるので、とても楽しみです。そして、収穫した作物はこっぽい屋行きの冷蔵車まで運びますが、集荷場までの坂道をバイクで何往復もするのは凄く大変です。しかし、お店で売れて、大金ではないにしてもお金になるのはやりがいになりますね。
鳥獣害の被害などは・・・
電気柵のおかげかわかりませんが、あまりありません。電気柵は、近所の若いお兄さんが張ってくれていて、すごく助かっています。
これから畑をしようとしている人にアドバイスを!
春のときに、めんどうでも手をかけておくと後がラクですね。春はまだ虫が少ないですし、雑草も種ができる前に抜いておくと、夏にあまり生えてきません。あと、やはり毎日畑を見に行くことが大切です! 繰り返しになりますが、作物は手をかけただけ答えてくれますから。
池田について
池田町のどういうところがいいですか?
皆さん良い人ばかりなのがいいですね。老人会などで会うのが楽しみです。仲の良い人は、“たっちゃん”と下の名前で呼んでくれます(笑)。
池田町に対して言いたいことは?
子どもへの支援は手厚くてよいことですが、お年寄のことも考えてくれると嬉しいですね。
これから移住を考えている人へのメッセージ!
池田町は人口が減っていますが、私たちの代で池田を終わらせたくないので沢山の人に来てもらいたいですね。そして、池田の自然を好きになって、池田の人の良さを好きになって欲しいです。
畑で作られている生姜とブロッコリーのおすそ分けをいただきました!
すごく美味しかったです。
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